yoni HIFU Ⅲ(腟ハイフ)による
尿漏れ、腟のゆるみに対する治療Treatment with yoni HIFU Ⅲ
腟ハイフとは…
HIFU(高密度焦点式超音波治療法)による尿失禁や腟のゆるみに対する治療法です。腟内にハンドピースを挿入し、超音波による熱エネルギーを照射することで、骨盤底筋群を引き締めるとともに腟の壁に弾力性を与えます。使用するHIFUは身体の表面を傷つけることはなく、腟の組織にのみ熱エネルギーを与えるもので、心配になるような副作用は起きにくいとされています。元々顔面の皮膚に対してアンチエイジングの目的でHIFUは使用されてきた歴史があり、適切な施設で適切な施術を受ければ、有効性、安全の高い施術になります。
当院で用いる腟HIFUはyoni HIFU Ⅲという、2024年10月時点で、yoni HIFUシリーズの最新の機種になります。
- 腟のゆるみ(お湯漏れ、水漏れ)
- 尿漏れ、特にくしゃみや咳をしたとの尿漏れ
- 子宮や膀胱が下がってきている感覚がある
- 性交痛
- 上記症状があるが手術や注射などの処置が苦手な方
1度の施術で約1年程効果が持続するとされています。
ただし、効果が弱まってきたり、再度の施術を希望される場合は最初の施術から3か月以降で再度の施術が可能です。
実際の施術の流れ
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1. 施術前に医師、看護師からの治療の説明、注意事項の説明があり、
同意書の記入をお願いしております。※痛みはほとんどないか軽微のため、局所麻酔クリームの塗布は行っておりません。
- 2. 腟圧測定を行います。約10分程度かかります。
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3. ハンドピースを腟内に挿入しHIFUの照射をしていきます。
約10分程度で終了します。1周で約71ショットの照射が自動で行われます。
当院では通常初回の施術時は、深さ3㎜で奥1周、手前1周の2周の施術を行います。
2回目以降の方は、希望があれば深さ4.5㎜で行うことも可能です。
施術は看護師が行うことが基本となります。医師と同等の施術ができる装置となっております。
施術のリスク
考えられる副作用としては、一時的な違和感、しびれ、ヒリヒリ感、感覚の変化、少量の分泌物の増 加、軽度の粘膜の発赤・腫脹・軽度の腹部不快感などが発生する可能性があります。
しかし持続的な副作用や後遺症は今のところ報告されていません。
未承認医療機器等に関する情報開示
- yoni HIFU Ⅲは日本国内においては未承認機器になります。日本国内において同等の性能を有する承認機器はありません。
- 株式会社HONMONOを通じて、医師の個人輸入により入手しております。
- 海外における実績、安全性
海外では主に尿失禁や腟のゆるみ、骨盤臓器脱等に対して有効性が認められております。
治療に伴う副作用に関しては、不適切な使用により腟内に軽度のやけどが生じたという報告がございますが、後遺症が残ることなく軽快しております。その他の重大な副作用、合併症の報告はございません。
費用
金額(税込) | |
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1回当たり | 55,000円 |
yoni HIFU1回施行後、 もしくはモナリザタッチ2回以上施行後、 もしくはエムセラ10回以上施行後 |
33,000円 |